【ペーパー・ハウス】Season1 Episode2【la casa de papel】
ペーパー・ハウス シーズン1 エピソード2 感想
さて、造幣局に侵入したトーキョー達は順調に計画を進めているかのように思えましたが、作戦のため建物の外に出て警察には当たらないよう注意を払いながら発砲している際に、リオが撃たれてしまいました。
恋人が撃たれて気が動転したトーキョーは、警察に向かって発砲し負傷させてしまいます。。。
以下第二話のネタバレです。
今後の流れに関わるところを中心にまとめていきます。
ネタバレあらすじー
エピソード2は、ある女性が少女と外にあるテーブルで色ぬりをして遊んでいるところからだ。
少女はこの女性の娘で、パウラと呼ばれている。
パウラは母親にこう聞く。
「明日の誕生日になぜパパは来れないの?」
「パパが来ることを裁判官が認めなかったから」
パウラは、裁判官が言ったなんて嘘、ママが来させないんでしょう、と母親を責めた。
そこには女性の母も座っており、パパとママはうまくいってないのとパウラをなだめた。
そこで女性の携帯が鳴り、現場から強盗団(トーキョーたち)が発砲し警官が負傷してしまったことが伝えられる。
「ラケル、休暇中に悪いが人質事件が発生した・・・」
パウラの母親、ラケルは犯人との交渉を託されるのだった。
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一方造幣局では、警官を打ってしまったトーキョーに対しデンバーとナイロビが憤慨している。強盗開始より8時間後のことだ。
リーダーであるベルリンは探知されないよう特別に用意した電話で教授に連絡を取り、トーキョーが警官を2名撃ってしまったことを伝えた。
教授の「リオと関係があるのか」という質問に対し、トーキョーは、違う、子供と恋愛ごっこなんてしない、仲間を守る為だ、と言い放つ。それを聞いたリオの表情は悲しげな表情になり、後に怒りの表情へと変わっていく。
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ラケルは現場に到着した。
同僚のアンヘルに状況を聞くも、警官二人が生きているということ以外は最悪だ。
仲間に指示を出し、交渉の準備を整えていく。
この段取りも教授たちの思いの通りだった。
ベルリンはリオにトーキョーとの関係について言及していた。
ベルリンは二人の関係について軽んじているが、リオは激しく反論。真剣だと訴えた。
ベルリンはリオに、女とは、女が子供を産んだ後はどうなるかを説いた。魅力はなくなり、すべて赤ん坊中心の生活になる。5度離婚した俺が言うのだから、間違い無い、と。
リオはそれに対して「頭がおかしい、なぜお前がリーダーなんだ?」と疑問を持つのだった。
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捜査本部では犯人とのコンタクトを取る準備が整い、ラケルは教授に電話をかける。
教授は変声期を使っているので、声がバレることはない。
互いに一通りの挨拶を終え、他に質問はあるかと聞くラケルに対し、教授は「何を着ている?」
教授は強盗首謀者としての異質なキャラクターを演じようとしていた。
ラケルは質問をうまくかわし、「望みは何か」問う。
教授はこう答えた。
「時間だ」
介入はしないことの約束の代わりにラケルは学生の人質を解放することを要求したが、教授は「検討する」とだけ言って電話を切ってしまった。
ラケルは食料も飲料も要求は飲まず、ヘリも飛ばし続けることを指示するが、本部になぜかもぐりこんでいる情報局のプリエト警視監は「それでは犯人は降伏しない、突入を急ぐべきだ」と訴える。ラケルはそんなことをしたら血の海になる、あなたの意見は通らないと警視監を否定。警視監はラケルに対し女性卑下のような発言をし、彼女の持つ夫との問題を持ち出そうとするのであった。ラケルは屈しない。
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造幣局では、ベルリンたちは人質たちに食料や飲料を与え、自分たちと同じつなぎを着るように命令する。偽の武器や同じ面を身につけさせることによって、作戦に協力させるつもりだ。
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捜査本部では、警視監が警備隊突入の準備を始めていた。
警視監が突入を急ぐのには理由があった。アリソン・パーカーの存在だ。
彼女の父親ベンジャミンは英国大使で、女王と親しい。国中に知れ渡り、イギリスが交渉をしだす前に何としても突入をしたかった。
だがこれこそ、教授がこの日を強盗に選んだ理由でもある。
ー教授たちは警察に突入して欲しいのだ。
目論見の通り、警備隊は4箇所から侵入しようとしてくるが、ここでリオに指示されたアリソンから本部に電話がかかる。
「私は人質よ。拉致されてる。アリソン・パーカー、父は英国大使」
アリソンは、自分たちが犯人と同じ服を着用し、銃もマスクも身につけていると続ける。
誰が誰だかわからない状況に突入は困難となり、警備隊は撤退を余儀なくされてしまった。
一方偽造のスペシャリストであるナイロビは、紙幣の印刷をスタートさせていた。
造幣局の中に立て篭り続ける限り、金は無限に作り出せるのだ。
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ラケルは本部を離れ、カフェでデカフェを注文していた。電話をかけようとしていたが、携帯の充電が切れてしまう。
カフェにも充電器は置いていなく困っているラケルに、近くに座っていた男が声をかけた。携帯電話を快く貸してくれるという。
ラケルがこの男が教授であるとは、知らずに。
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ベルリンの5回離婚してる発言で早くもサイコパス感が出てます。
第二話で注目すべきは、ラケルの抱える問題とアリソン・パーカーの存在、そして教授とラケルの対面ですね!