【ペーパー・ハウス】Season1 Episode1【la casa de papel】
ペーパー・ハウス シーズン1 エピソード1 感想
以前の記事でペーパー・ハウスの感想を書きましたが、2周目が終わって3周目に入ったので、一話一話のネタバレ・感想を書いていきたいと思います。
3周目なので先のネタバレが出てしまうかもしれませんが、その場合はちゃんと前にお断りを入れますので、まだ先を見ていない方は安心して読んでくださいね。
物語の始まり〜〜〜
物語は、銃声によってある女性が目覚めるところから始まる。
うなされながら起き上がった女性は、息を荒げながら誰もいないところへ銃を構えた。
彼女は”トーキョー”
この物語のほとんどは、彼女が語り手となっている。
トーキョーはニュースを見ながら涙を流した。
彼女の恋人は、強盗中に警察に撃ち殺されたのだった。
そして彼女も殺人を犯し逃亡者となってしまう。
仕事に恋愛を持ち出したことを後悔するトーキョー。
彼女は恋人の強盗に加担していたのだろう。
彼女は11日間逃亡し続けており、今やスペイン中のお尋ね者だ。
厚着をして身を隠しながら外出すると、公衆電話で母に電話をかける。
どうやら母親はニュースを見て事情を知っているようだ。
トーキョーはこれから遠くに行く、中国船で料理人として仕事ができそうだと伝える。「船に乗った後は二度と会えないの?」と聞く母に、「バカを言わないで、航空券を送るから会いに来て」
「今一人?」と聞かれる母親は「そうよ」と答えるが、実は家には警察がおり、トーキョーの逮捕に協力していた。
トーキョーは母に食料品店へ向かうように伝え、電話を切り歩き出す。
ここでトーキョーの言う”守護天使”の登場だ。
トーキョーの元へ車に乗った男性が声をかけ、中国船での仕事を持ちかけた。
トーキョーは警察と勘違いし、男に銃を向け脅すが、男は母親が裏切り、警察彼女の帰りを待っていることを伝える。男の持つカメラには証拠が捉えられていた。
男はビジネスを持ちかけた。
「強盗をしないか」
捨て鉢になれるものを集めているのだという。
「24億ユーロを稼げると言ったらどう思う」
トーキョーは男と行動を共にすることにした。
******
男は集めた集団を教室のようなところへ座らせ、挨拶をした。
「都会の喧騒から離れここで暮らしてもらう」
どうやら彼らは共同生活を強いられるらしい。それも、強盗の計画は5ヶ月の準備を要する。
5ヶ月という期間に疑問を持つ者もいるが、男は「大学で何年も学び給料を稼ぐというのがごく普通のつまらん生き方だ、5ヶ月がなんだ」と述べる。
成功すれば、自分たちもその子供達の一生も金に困らず生活していけるのだと。
5ヶ月に文句を言いかけた男は、それを聞いて口をつぐんだ。彼は自分の息子もこの計画に誘ったのだ。
この計画の最初のルールは、
・お互いを詮索せず、個人的な質問はしないこと
・個人的な関係を持たないこと
彼らは都市の名前で互いを呼び合うことに決めた。
トーキョー以外のメンバーは以下になる。
宝石店など27件の強盗歴を持つーベルリン。
彼らのリーダーとなる男だ。
モスクワは元は鉱山で働いたいた男で、溶射ランスなどの工業機械に長けており、その技術を使って強盗を働いた。
モスクワの息子のデンバー。ドラッグにハマった短気で危険な性格をしている。
コンピューターに強いリオ。トーキョーの恋人となる男だ。
ヘルシンキとオスロ。双子のセルビア人で、物語では「戦士」だと皆から言われている。
偽造の達人のナイロビ。トーキョー以外の唯一の女性である。
そしてこの計画を持ちかけたのは”教授”
19歳からIDの更新をしておらず、犯罪歴もなし。国からしたら存在しないも同然だ。
教授は計画において、大衆を味方につけることが何より大事だと言う。そして、血を一滴も流してはいけないと続けた。犠牲者が出れば犯罪者となってしまうからだ。
気になる強盗先はというと、王立造幣局。。。。。
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時間は経過し、強盗実行の日だ。
紙幣印刷用の紙を運ぶトラックとそれを擁護する警察を脅して乗り物を乗っ取り、紛れて潜入をしようとする。
一方造幣局では、一人の女性が妊娠検査薬を持ちトイレに座っていた。彼女の名前はモニカ。
造幣局の責任者との子供を妊娠。
この事実を責任者アルトゥーロに報告するが、彼は声を荒げモニカに中絶するように言った。アルトゥーロには妻と3人の子供がおり、二人は不倫関係だったのだ。彼に離婚をする気はない。
頑ななアルトゥーロに対して、「愛されていると信じてた」と言い放って去ろうとするモニカだったが、アルトゥーロは引き止めて「堕さないでくれ」と言い出す。。
最中、リオの活躍により次々と警報解除を行ったベルリンたちが造幣局に侵入成功し館内へ飛び出す。モニカやアルトゥーロ・見学に来た高校生たちを脅し、合計64人の人質を獲得するのだった。
モスクワは造幣局内にある金庫の解除に成功。
トーキョーたちは着々と強盗計画を進めていく。
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強盗実行前のリオとトーキョーの話になる。
リオはトーキョーの寝室に侵入し、年の差があっても自分は本気であることを伝えていた。そしてその証拠に、自分の本名が刻んであるネックレスを渡そうとする。
トーキョーはそれでも「無理だと思う」と言った。愛してはいないと。
「すべて終わったらタヒチで暮らしてみましょう。でも明日までは、生きることだけ考えるの」
トーキョーは、過去の過ちから仕事と恋愛の区別をつけようとしているのだろう。
64人の人質の携帯が置いてある壁の前で、リオはトーキョーの身体を抱き寄せキスをしようとする。アリソン・パーカーの携帯が鳴った。
電源を切ろうと携帯を開くと、携帯の画面にはアリソン自身の写真があった。リオはそれを見て軽く微笑む・・・
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初日の犯行も大詰めだ。
教授の作戦では、警察たちに「金を奪い逃げようとしたところを警察に邪魔されてしまい、造幣局内に袋小路にあってしまった」と勘違いさせること。
計画では、外に出て金を落とし、地面に向けてのみ発砲し館内に撤退することだったが、想定外のことが起こってしまう。
リオが警察官に撃たれてしまった。
それに逆上したトーキョーが、あろうことか警察官に弾を食らわせてしまう。
計画は失敗だ。
館内に戻りリオを抱き寄せるトーキョーと、最悪なことになったと叫び出すデンバー。
教授の「決して血を流すな」というルールは、一話目にして破られてしまった。
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さすがに3周目ともなると、キャラクターにかなり愛着が湧いてきました笑。
初めて見たときは本当にトーキョーが嫌いで嫌いでしょうがなかったです。
ちなみにシーズン2では「トキオ」になっていますが、今回こちらのブログではトーキョーに統一します。
強盗は始まったばかり。
これからどうなっていくのでしょう。